公立大学法人 都留文科大学

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比較文化学科

教員紹介

更新日:2024年4月1日 ページ番号:0000086

比較文化学科の専任教員を紹介します。

各教員名をクリックすると研究領域等の情報が表示されます(すべて別ウインドウで開きます)

教員一覧

教員一人ひとりに研究テーマや最近感動したことを質問してみました。

  1. 研究テーマ
  2. ゼミまたは研究内容の紹介
  3. 著書、論文、業績等
教員名 主要担当科目
青木 深 教授 ❶大衆文化の国境横断的な歴史・記憶
❷太平洋をまたぐ人や文化の移動・接触・変容について、とくに日本と米国の音楽・芸能に着目しながら、歴史人類学的な研究をしています。
❸『めぐりあうものたちの群像̶戦後日本の米軍基地と音楽 1945-1958』(大月書店、2013年)『進駐軍を笑わせろ!』(平凡社、2022年)ほか
伊香 俊哉 教授<外部リンク> ​❶近現代の日本史・日中関係史、特に戦争犯罪・戦犯裁判
❷ゼミでは、近現代の世界各地の戦争の実態や、戦時下の迫害(ホロコーストなど)、「慰安婦」、731部隊、戦後補償などを分析します。
❸『戦争はどう記憶されるのか』(柏書房、2014年)、『満州事変から日中全面戦争へ』(吉川弘文館、2007年)、『近代日本と戦争違法化体制』(同、2002年)
上野 貴彦 講師<外部リンク> ❶グローバルな都市間競争と、多様な住民の社会参加や反差別運動の関係
❷ゼミでは、「南欧」を一つの起点に、移住者・マイノリティの排除と包摂、境界の軍事化と平和構築などについて学びます。
❸共編著『多様性×まちづくり インターカルチュラル・シティ-欧州・日本・韓国・豪州の実践から』(明石書店、2022年)
内山 史子 准教授<外部リンク> ​❶フィリピンにおける植民地支配と近代社会の形成、東南アジア史
❷ゼミでは、民族と言語、宗教、文化、歴史、移民政策など、東南アジアに関する様々なテーマを取り上げます。
❸「フィリピン革命」(『フィリピンを知るための64章』明石書店、2016年)等
菊池 信輝 教授<外部リンク> ​​❶新自由主義改革の国際比較、財界研究
❷戦後日本社会の成り立ちと変容を、企業社会と新自由主義との関係、財界の政治への影響力行使という視点から分析している。
❸『日本型新自由主義とは何か̶占領期改革からアベノミクスまで』(岩波書店、2016年)、『財界とは何か』(平凡社、2005年)
岸 清香 准教授<外部リンク> ​❶ヨーロッパ、アジアにおける芸術生産(現代アート)
❷ゼミ生は、周囲のさまざまな文化間の関係・文化変容の歴史を、生産・流通・消費、包摂と排除などの観点から探究しています。
❸「美術における『アジア』の表象̶ 福岡アジア美術館の展示活動」『国際文化関係史研究』(東京大学出版会、2013年)
齊藤 みどり 教授<外部リンク> ​❶植民地主義、人種主義、ジェンダーと文学
❷文学を通して、異なる文化の共存と相互作用を学びます。ゼミでは植民地主義とジェンダー論に関連する作品を読みます。
❸「捏造されたマイヨット・カペシア」『<終わり>への遡行』(英宝社、2012年)、「英国におけるブラック・ブリティッシュの意味の変容」『エスニック研究のフロンティア』(金星堂、2014年)
佐藤 裕 教授<外部リンク> ​❶インド都市部における若年低所得層の就労と階層移動、ジェンダー
❷途上国の社会変動や開発政策・協力について、不平等やジェンダーの諸課題を中心に、社会文化論的な立場から学んでいます。
❸Identity, justice and resistance in the neoliberal city (PalgraveMacmillan, 2 017, 共著)ほか
水野 光朗 准教授<外部リンク> ​❶境界画定
❷領域、特に陸地における境界画定の問題を実証的、理論的に研究している。
❸『中印国境紛争の研究』(論文博士(学術)学位論文、2006年)
閔 東曄 准教授 ​​❶近現代韓国・朝鮮史、東アジアの知的交流、文化批評
❷東アジア全体を視野に入れつつ、近現代韓国・朝鮮の思想や文学、文化現象について、ポストコロニアルな観点に立って研究しています。
❸「転換期の金南天小説と〈歴史〉:連作「浪費」「経営」「麦」を中心に」(『朝鮮学報』第258輯、2021年12月)ほか
山越 英嗣 准教授<外部リンク> ❶米国の移民コミュニティや文化的持続可能性について
❷メキシコ移民の祝祭やストリートアートについての文化人類学的研究を行っています。
❸『21世紀のメキシコ革命』(春風社、2020年)、「ニューヨークにおける現象初期のグラフィティ」(『総合人間科学研究』1、2009年)
山本 芳美 教授<外部リンク> ​❶人間の装いや身体の加工についての文化人類学的研究
❷現代日本の化粧文化・服飾に関する卒論が多いゼミです。インタビューの技法を中心に、文化人類学的な研究法を学びます。
❸『イレズミの世界』『イレズミと日本人』、共著に『コスプレする社会』『靴づくりの文化史』『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』ほか
横山 美和 准教授 ❶科学とジェンダー、科学技術社会論、科学史
❷婦人科学などの科学知識やAIなどの技術と社会との相互作用や、科学技術分野に女性研究者が少ない理由とその対策について研究しています。
❸「月経周期研究からフェムテックへ̶その歴史的展開」(『現代思想』2023年5月号)、「1930年代アメリカにおけるオギノ式避妊法をめぐる郵便・宗教・産児調節運動の様態」『立教大学ジェンダーフォーラム年報』21、2020年