公立大学法人 都留文科大学

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学校教育学科

研究室 & ゼミ紹介5

更新日:2021年3月26日 ページ番号:0008786

授業風景

造形活動を通して
学びの本質的な意義を考えてみよう

竹下 勝雄 先生
竹下 勝雄 先生

 平面造形ゼミには、絵を描くことやものづくりが好きな学生から1年次に学ぶ教職科目「図画工作実技演習(平面・立体)」を通じて図画工作という教科に興味・関心をもった学生が、教師として役立つ知識・技能を身に付けるために集まってきます。
 主に実技制作を通して、図画工作の指導に必要な造形の基礎を学ぶとともに、図工・美術の視点から小学校の活動や教科観について考え、理解を深めます。その活動を支えるのが、手や体全体を働かせて対象と関わること、すなわち身体性の伴う制作体験です。子どもたちは図画工作の活動の中で、クレヨンや水彩絵の具といった描画材はもとより、自然素材や身辺材など実に様々な材料や用具に触れます。本学は自然環境に恵まれているので、近隣で造形的に面白い形や美しい色をもつ天然の素材が豊富に揃っています。つくり出す過程で出会う形や色、手触りなどから、感じたことや思ったことを五感に響く様々な言語活動を介して、仲間と自分の考えを話したり、伝え合ったりして、新たな知識を獲得しながら学びの質を高めて行きます。
 また、授業と並行して専門性を活かした地域連携の取り組みを企画・運営しています。
 幼保小接続や特別支援教育の観点から、子どもの発達や特性を踏まえた学習活動を支える教科指導のあり方を実践から学びます。図画工作の目的は、上手に絵を描けることでも、ものを作れることでもありません。子どもたちが自らの感性や想像力を働かせながら、対象や事象を形や色、手触りといった造形的な視点で捉え、自分のイメージを持ちながら自分なりの意味や価値をつくり出すことにあります。そのためには、教師自らも常に学び続ける姿勢が求められます。