公立大学法人 都留文科大学

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国際教育学科

授業紹介【Approaches to teaching and learning(ATL)】

更新日:2022年4月1日 ページ番号:0007045

授業風景

Approaches to teaching and learning(ATL)

国際バカロレア実習の写真
インターナショナルスクールでの国際バカロレア実習
北欧の学生との交流会の写真
北欧の学生との交流会はコロナ禍でも継続した

新しい情報に対して貪欲に、
探究を続ける教師になって欲しい。

 「ATL」ではこれからの国際社会に求められる力を、どうしたら身に付けさせることができるのか、その教授法を教科を越えて学びます。現在は時代の流れが速く、たとえば10年前に学んだ教科教育法を今の教室に持ち込んでも、深い学びに対応することはできません。学生たちには、新しい情報に対して常に貪欲な姿勢で探求を続けていく教師、生徒と一緒に勉強し続けるファシリテーターになって欲しいと考えています。私自身も、私が教えられることは本当に限られたものであり、学者たちが大きなエネルギーを使って積み上げた研究の成果を世界中から集めて学生たちに提案していく、ファシリテーターであり続けたいと思っています。

この講義を履修している先輩の声

 私は中学・高校時代にそれぞれ留学経験があり、大学でも留学をしたいと考えていました。そこで北欧をメインとした留学プログラムのある都留文科大学の国際教育学科に魅力を感じ、進学を決めました。国際教育学科は定員の人数が少なく、1学年が1つのクラスのようなイメージです。グループ活動やアクティビティなども多いので友人が作りやすく、団結力もあると思います。佐々木先生はとっても親近感の持てる先生。私たちは「なみちゃん先生」と呼んで、勉強以外にもいろいろと相談にのってもらっています。先生の授業で印象に残っていのはアルバート・アインシュタインの「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れてしまった後に残るものである」という言葉。主体的・対話的で深い学びのできるこの授業が、まさに生涯学習につながると実感しました。

「ATL」ってどんな授業?

 「ATL」とは国際バカロレアの中で使われる用語であり、「21世紀スキル」と呼ばれるような、コンピテンシーや社会性スキルを、いかに教科教育の中にしみ込ませ、子どもたちに教えていくかというティーチングのノウハウを学ぶ授業です。ディスカッション、プレゼンテーション、リフレクションなどのアクティブラーニングを活用しながら、コミュニケーションスキル、社会的スキル、自己管理スキル、リサーチスキル、思考スキルを向上させるための教授法について学んでいきます。

伊東 咲紀さん
伊東 咲紀さん
国際教育学科