教養学部

liberal arts

特定の分野での深い専門性と幅広い見識に基づいて、複雑な課題を解決するための新たな価値を作り出せる能力や姿勢を身に着け、社会の活性化や課題解決に貢献できる人材を育成します。
大学での学びを実践できる機会を多く取り入れることで、理論と実践を関連付けながら、学びを確かな力へと深化させ、社会のさまざまな場面で、実際に活用できるよう導きます。

学部の教育目的

変化する世界の主体として生きるために、学び続け、行動する教養を育てる

変化の激しい世界において、主体的でありつつ、状況に柔軟に対応し、他者と共生していくためには、既存の職業を前提とした知識・技能を受動的に学ぶだけでは、不十分です。豊かな人生を送ることのできる平和的・民主的で持続可能な社会を実現するため、共時的・通時的な視点を持って多様な他者や文化を含む現実から学び続け、グローバルに判断し、ローカルに行動できる教養を養います。

多様な価値、知識、スキルに触れることで専門の意味を深く理解する教養を育てる

これからの時代の主体的な学び手は、幅広い学問分野やテーマ(文化・社会・地域・世界・自然・教育・共生・ジェンダーなど)から自らの興味や将来への目標に照らして、学びの糸口を見いだし、その専門分野の学びと研究を進めると共に、領域横断的に他の分野の知識や学びのあり方にも視野を広げることが求められます。それによって自らの専門の意味をより深く理解できる教養を養います。

課題を発見し、協働的に探究し、論理的に思考する過程を楽しむことのできる教養を育てる

発見した課題を、仲間と共に協働的に探究し、論理的に思考し、解決する過程は、自分の人生と地域・社会・世界のあり方を切り拓くうえで重要であるばかりでなく、それ自体が知的な喜びを伴っています。生涯にわたって学び続けられるのもその楽しみを知るが故でしょう。したがって、困難な時代においても人間的な知的楽しみを感受できる教養を養います。

学科紹介