公立大学法人 都留文科大学

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国文学科

国文学科3ポリシー

更新日:2023年9月1日 ページ番号:0000330

国文学科の3ポリシーをご紹介いたします。

令和6年度以降に入学される方

令和5年度以前に入学された方(令和6年度編入学を含む)

令和6年度以降に入学される方の国文学科の3ポリシー

教育の目的

 文学部国文学科では、国語学・国文学・漢文学・日本文化・国語教育学を、歴史・思想・文化などを踏まえて広い視野から学び、ことばや文化に関わって自らが発見した課題を探究します。それは、日本人が自然や人間をどのように見、考え、表現してきたかを問うことであり、日本文化の本質を明らかにしようとするものです。
 本学科のカリキュラムを修めることによって、ことばの力によって主体的に学ぶ力、課題発見力を身につけ、今日の国際化が進展する世界の中で自らの人生を切り開き、国語科教育の実践など、ことばを通して社会に貢献する原動力を養います。

ディプロマポリシー

 文学部のディプロマポリシーに基づき、国文学科では、共通科目、学科専門科目をカリキュラムに基づいて履修し、所定の卒業要件を充足し、124単位以上を修得した者に学士(文学)の学位を授与します。国語学・国文学・漢文学・日本文化・国語教育学にわたって幅広く学び、いずれかの分野において自らが設定した課題に即した研究を実践することにより、卒業時に次のような知識、能力等を身につけていることが求められます。
〇 上代から現代にいたる言語文化の営みについて、幅広く知識を求め不断に更新し、再構築し続けることができる。
〇 自ら見出した課題もしくは所与の課題について、情報収集・調査を行い、分析・検討を加え、評価・考察することができる。
〇 生涯にわたって学び続ける意欲を持ち、多様な方法で表現し、国内外に向けて発信・伝達することができる。
〇 情報リテラシーを活かして多様性を尊重しながら他者と協働し、価値観の変化に応じて新たな枠組をデザインすることができる。

カリキュラムポリシー

 国文学科では、国語学・国文学・漢文学・日本文化・国語教育学、それぞれの分野について、4年間を通して段階的かつ体系的に履修し、学生がそれぞれに研究課題に取り組みながら、ことばを活用して他者と協働し、問題解決をする力を身につけます。国語科教育を担うことができるような専門性を身につけ、また、社会で通用する言語運用能力を身につけることができるようにカリキュラムを編成しています。国文学科の科目のほかに他学科、他学部の科目も履修することが可能で、学生は各自の学びの目標に沿って、主体的に履修計画を立てて学びます。
〇 1、2年次には「概論」科目で学問の基礎を広い視野から学び、少人数の「基礎演習」科目で実践的な研究方法を習得し、リテラシーを養成します。2、3年次の「講読」科目では、自らの関心に沿って専門的な読みの深め方や研究の進め方を学びます。また、研究の最前線に関する知見を学びます。
〇 3年次からは自らの意欲によって専門のゼミを選択し、研究課題を設定して探究活動に取り組みます。他の学生と協働して探究活動をすることで、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を伸ばし、自らの思考を他者に説得的に伝えることばの力を磨きます。
〇 4年次にはフィールドワーク・資料調査などの実践的な探究活動を行います。分析力・考察力を磨き、課題発見・解決能力を身につけ、既存の思考を超えるような新たな枠組を創造する力を身につけます。それらをふまえて学びの集大成としての「卒業論文」を作成します。
〇 それぞれの多様な関心に基づき、選択科目を通じて他の学問ジャンルとの接点を探り、文学研究の周辺領域についても理解します。伝統芸能の鑑賞、文学史跡の現地調査、文庫・博物館等での資料調査、高校の教育現場でのフィールドワークなど実践的な科目では、体験的な学習を行います。また日本の文化についてグローバルな視点を獲得し、日本語以外の言語によって発信する力を磨きます。

アドミッションポリシー

 ​​国文学科では、次のような学生を求めています。
〇 古代から近現代までの文章について辞書・情報機器などを活用しながら自分で読み進める力を有している。
〇 さまざまな言語活動を通して、思考し判断しそれを表現する基礎的な言語リテラシーを有している。
〇 言語・文学・歴史・社会に幅広い関心をもち、大学での学究活動のなかで専門的な知識とそれを活用する道筋を見つけて社会に貢献しようという意欲をもっている。

令和5年度以前に入学された方(令和6年度編入学を含む)の国文学科の3ポリシー

アドミッションポリシー

​​国文学科は、日本語・日本文学・漢文学等を、歴史・思想・文化などの広い視野から研究することを目的としています。そのことは、日本人が自然や人間をどのように見、考え、表現してきたかを問うことであり、日本文化の本質を探究することにつながると考えるからです。その研究から得られる教養は、今日の国際化が進展する世界の中で、しっかりした精神的基盤を持って、自らの人生を切り開き、そして社会に貢献する原動力を培います。
 国文学科では、上記の目的を達成するため、次のような学生を求めています。
○基礎的な語彙力・情報活用の能力を有し、論理的思考・文章表現に関する能力を備えている。
○言語・文学・歴史・社会に深い関心を持ち、それらについての専門的知識を修得することによって、社会に貢献したいという意欲がある。 

 

カリキュラムポリシー

国文学科では、国語国文学という専門を体系的に、広く、深く学ぶことを通して、学生がそれぞれの目的意識を育て、知的鍛錬力を身につけるとともに、国語科教員免許が取得できるようにカリキュラムを編成しています。国語学・国文学・漢文学・日本文化・国語教育学、それぞれの分野について、専門性を高める一方で、4年間を通して段階的かつ体系的に履修できるよう科目が配置されています。
○1、2年次には「概論」科目と「基礎演習」科目を置き、まず、学問の基礎を広い視野から学び、演習形式で実践的に研究方法を学びます。2、3年次の「講読」科目では、個別の作品・作家について読みの深め方、研究の進め方、或いは研究テーマについてそれぞれの専門から研究の最前線に関する知見を学びます。その一方で、各専門における歴史的な視野と研究の伝統も理解します。
○3年次から、専任教員によるゼミを選び、主体的な学びを通して分析力・考察力を磨き、課題発見・解決能力を身につけ、4年次には、学びの集大成としての「卒業論文」を作成します。
○卒業論文を作成するためのゼミは、チームとして協働することで、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、新たな枠組を創造するデザイン力を鍛えることになります。
○基礎から基幹科目を履修することで国文学という学問を身につけ、その上で、さらに関連科目によって他の学問ジャンルとの接点を探り、文学研究の周辺領域を知る契機とします。
○「日本文化史演習」「国語教育学実践演習」といった実践的な科目では、学外実習で伝統芸能の鑑賞、文学史跡の現地調査、文庫・博物館等での古典籍閲覧、また、高校の教育現場でのフィールドワークなどの機会を設けています。
○日本の文化について、グローバルな視点を獲得し、メディアを通して海外に向けて発信できる人材となることを目指します。 

ディプロマポリシー

共通科目、学科専門科目をカリキュラムに基づいて履修し、所定の卒業要件を充足させた者に学士の学位を授与します。国語学・国文学・漢文学・日本文化・国語教育学にわたって幅広く学び、いずれかの分野において専門的な研究を実践することにより、卒業時には次のような知識、能力等を身につけていることが求められます。
○言語文化を中心として、日本文化の伝統および現状について、専門的な知識と理解力を持っている。
○上記の内容について、海外に向けて発信・伝達する能力を有し、国際的コミュニケーションをはかることができる。また、必要に応じ、国語教育・日本語教育についての知識、実践的能力を有している。
○自ら見出した課題もしくは所与の課題について、情報収集・調査を行い、分析・検討を加え、考察した結果を、適切な手段で伝達・表現することができる。
◯チームによる協働を行い、新たな枠組をデザインしていくことができる。