国語教育学 春日 由香

キーワード:

国語科授業研究(小・中・高)、児童詩創作指導研究、実践と理論の往還、詩の表現技法指導

この研究室・ゼミの教員

カスガ ユカ

春日 由香

KASUGA Yuka

教養学部 学校教育学科 教授

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○ 専門分野
人文・社会 教科教育学、初等中等教育学

○ 学位
東京学芸大学大学院連合学校博士課程 満期退学 , 横浜国立大学 教育学研究科  国語教育専攻 国語教育専修

○ 関連
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研究を始めたきっかけ

25歳の時、教員採用試験(高校・国語)に落ちて、大学院(教育学研究科)に入学。そこで、小学校国語科教科書の「詩教材」に出会い、「詩の魅力・面白さ」に惹きつけられたことが、研究を始めたきっかけです。修士課程では「詩の鑑賞指導研究」を研究。24年間の小学校教員生活から現在に至るまでは、自らの実践を対象化した「児童詩創作指導研究」に取り組んでいます。

わたしの研究室

①学生一人ひとりの「研究テーマ」「研究に対する思い」「興味・関心」を大切にしています。

(テーマ例「国語科授業における板書」「読むことの授業に発問は必要か」「メディアと国語」「国語科教科書研究」「生活綴方教育」「戦後の国語教育と大村はま」「国語科ICT教育」「言語活動の充実の実践研究」「ことばあそび研究」「絵本の読み聞かせ」「漢字の許容と漢字テスト」等)

②学生同士の討論を、学びの軸としています。

この討論を年間30回のゼミの授業で行うことにより、教員採用試験や公務員試験、民間企業の就活面接などの場面でも、臆さず「自己開示」をして「自分のことば」で伝えることができるようになります。自信もつきます!

③「書く力」がつきます!

4万字以上の長さの「卒業論文」を書きます。文献研究・実態調査・インタビュー記録・授業実践記録・プロトコル(発話)研究など様々な手法を用いて、各自の研究テーマについて検討します。はじめは「そんなにたくさん書けない」と言っていた学生も、仲間や教員との対話を通して自分の書きたいことが見えてきます。「卒業論文」の文体を獲得します。

いま興味のあるテーマ

「実践と理論の往還」です。自らの実践について語れば語るほど、理論の必要性に直面します。理論の世界に分け入ると、実践でそれを検証したくなります。その「往還」は、ICT教育やAIの進展が主張される今の時代において、ますます必要となる「教師の研究姿勢」であると考えています。

研究テーマ

○ シーズタイトル

○ 研究者名