島﨑 治子 研究室
キーワード:
英語教授法、第二言語習得、教師開発
この研究室・ゼミの教員

シマザキ ハルコ
島﨑 治子
SHIMAZAKI Haruko
語学教育センター 准教授
研究を始めたきっかけ
英国の大学院で教育学を学んだ後、知人の紹介で専門学校にて教職に就きました。航空業界への就職を目指す学生たちに英語を教える中で、「社会の枠にはめるための教育」ではなく、「その枠を飛び越え、新たな枠を創造する学生」を育てたいという思いが芽生えました。大学英語教育に携わることを志し、以来、質の高い授業を実現するために、英語教授法に関する研究は私にとって欠かせないものとなっています。
わたしの研究室
「英語を理解し、効果的に学ぶ方法を探る」ことをテーマに、英語教育に関する実践的な研究を行っています。担当科目は、1年生必修の English FoundationsおよびEnglish TELL(Technology-Enhanced Language Learning)です。授業では、学生同士の協働を通して:
- 仲間意識の醸成
- 自律的学習者の育成
- インタラクションを通じた英語運用力の強化
を目指しています。また、多読教材や動画など楽しく・深く学べる教材提供を重視しています。

いま興味のあるテーマ
「英語多読を通じた語彙力・読解力の向上」に関心があり、紙の本とデジタル教材の両方の効果の違いに注目しています。また、第二言語習得理論(SLA)を軸としながら、いろいろな言語の教育に関心を広げています。長期的には、語学に限らず、インタラクションのない授業をなくすことを目標に「自分が学生なら受けたい」と思える授業を展開していきたいと考えています。