公開講座・講演会

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学級づくりの向上を目指す実践講座

第5回 一人一人を見る目の深化 ~可能性に気づき喜べる学級担任に

令和6年度「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました

10月26日(土曜日)18時00分より、第5回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。大石小学校教諭 三浦 慈先生を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など7名の参加があり、「一人一人を見る目の深化~可能性に気づき喜べる学級担任に」をテーマに実施しました。
​「教員として自分自身を成長させたものは何か」や、「教員1年目に「学級崩壊」を経験し、その状態で支えられたものは何だったか」、「1年目の失敗を克服するためにしたこと、心がけたこと」、「まとめ あらゆる点と点を繋ぐ 逆境を成長のチャンスに」等について考えました。

次回は10月26日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)

当日の様子

感想

全体を見て細部を見ずの学級経営は上手くいかなかったというお話を聞き、とても大切な視点だと気づかされました。また「ほめる」という言葉を用いないことも、面白いポイントだと思いました。先生が、一人一人の考え方や価値を大切にしているからだろうと思います。子どもが互いのよさを認め合う活動の意義や成果を受け止めていることがすごいなと思いました。活動の目的や子どもに身につけてほしい態度などを熱く語り伝えていくことも必要なのかと考えさせられました。
(大学4年生)

​私自身も失敗だらけの教員人生です。人との関わり(先輩、家族など)で救われることが共感しました。失敗は成功のもとですが、慈先生のように、ふり返ることを今後大切にしていきたいと思います。慈先生のお話の中で「楽しく」という言葉が多くありました。自分も子どもも学級も、全てにおいて楽しくなるためにはどうしたらよいかを考えて行動していきたいと改めて考える充実した時間となりました。子どものために慈先生が伴走者になっていたからこそ、素晴らしい人間関係づくりができたのだと思っております。
(小学校教員)

​困難さを抱えている児童の見方を変えることが大切だと感じました。よいところを見つけていくことが大切だと思いました。
(小学校教員)