卒業生インタビュー
interview
自分の礎を作ってくれた大学での学び
IT業界に転職した今も、確かな力になっています
アルファサード株式会社勤務
大房 秋臣 さん(国文学科 2015年度卒業)
卒業後は高校教師になりましたが、外国籍生徒の日本語学習支援を担当したことがきっかけで「やさしい日本語」を学ぶようになりました。これは、重要な情報を確実に伝えるために言語学者が提唱した日本語の形で、外国人への情報伝達法として注目されています。縁あって「やさしい日本語」の機械翻訳サービスをリリースした企業に転職し、現在に至ります。今も私の礎になっているのは、大学時代に授業やゼミで経験した高いレベルの議論や研究。国文学科で学んだ知識を活用して「やさしい日本語」とソフトウェアの普及に取り組んでいます。

地域に育てていただいた学生時代
当時の経験は今も私の核になっています
二松学舎大学 文学部国文学科専任講師
長谷川 豊輝 さん(国文学科 2017年度卒業・大学院文学研究科国文学専攻修士課程 2019年度修了)
地域に育てていただいた大学生活でした。当時学校現場で得た経験は、どれも教員としての私の核となっています。研究では、鈴木武晴先生をはじめ多くの先生方がご指導くださいました。学会で再会するたび、改めて凄い方々だったのだと思います。私は今、大学で教育・研究をしています。コスパ・タイパが求められる時代だからこそ、自分とじっくり向き合う時間を大切にしてほしいです。次の言葉にビビッと来た方は、ぜひ文学を志しましょう。
「文学とは生くることぞといふ強き言葉を思ふ一人なる時」(鳥歩)