令和7年度
r7第2回 小学校中学年の学級経営に挑む~個から協働への試行錯誤~
6月28日(土曜日)17時00分より、第2回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。今回は、須藤亮佑先生(大里小学校教諭)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など21名の参加があり、「小学校中学年の学級経営に挑む~個から協働への試行錯誤~」をテーマに実施しました。
「教師経験の振り返りと問題意識」や、「小学校中学年の学級経営についての考察」、「小学校3年生での実践」、「1学期:課題への向き合い」等についてペアワークや情報交換をしながら考えました。
次回は7月26日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)
今年度はZoomでの視聴を検討しています。興味がありましたら是非ご連絡ください。
当日の様子




感想
個人の活動、グループの活動を楽しくできているというのが、とても素敵でした。自分のときには苦になることも多かったので、やり方だなあと思いました。思っている以上に子どもたち自身でできるということが理解できて、それを上手く段階を踏んで引き出せるようにしたい。(大学1年生)
常に子どもを主体として楽しい学級経営をするために行動していることに感銘を受けました。子どもに行動を定着させるには長い時間をかけなければならないので、根気強く、時には見直して変化を待つ必要性を学ぶことができました。(大学3年生)
授業づくりも学級づくりも両方大切にしながら見通しをもって指導しているところ。多様な子どもたちがいる中で、一人一人をクラスの一員として関わり合いの中で成長させている。学級づくりの大切さを実感しました。(小学校教諭)
実践内容から講義をしていただくことで、学級づくりの基盤をつくる流れが分かりやすく、自身の学級経営に活かす方法が見出せました。学級の規律(ルール)づくりが基盤にあり、その上で協働があるということを学べました。(中学校教諭)
第1回 「学級づくりの分岐点~組織する力を子供と共に伸ばすには~」
5月24日(土曜日)17時00分より、第1回「学級づくりの向上をめざす実践講座」を開催しました。1回目の今回は、渡辺幸之助先生(武蔵野大学特任教授)を講師としてお招きしました。
当日は、県内の小中高の教員、本学学生(1年生~4年生)など21名の参加があり、「学級づくりの分岐点~組織する力を子供と共に伸ばすには~」をテーマに実施しました。
「たちまち直面する壁―学級担任1年目の悩みから」や、「秩序の崩壊に一人で立ち向かう怖さ」、「学級づくりの仲間を見出す―師、友、そして子どもたち」、「学校は組織的に子どもを守り、鍛え、育てる場所」、についてペアワークや情報交換をしながら考えました。
次回は6月28日(土曜日)に開催です。事前申込なし、参加料は無料です。ぜひ、奮ってご参加ください。(対象者は山梨県内の教員、本学学生になります)
今年度はZoomでの視聴を検討しています。興味がありましたら是非ご連絡ください。
当日の様子




感想
今の時代は集団よりも個人の方に重きを置かれるような感じがしていたけど、心理的安全性を得るためにはやっぱり組織が大切だと思いました。組織をつくりあげるのは難しいことだけど、生徒一人一人としっかり向き合い生徒・先生間で意思疎通し合える学級は素敵だと思いました。(大学1年生)
学級づくりをする上で「個人的なことは政治的なこと」ということを大事にしていきたいと思いました。クラス内で思っていることや不満は、クラスの8割くらいが感じていることだと思うので、子ども一人一人と向き合い、声に耳を傾け、心理的安全性を保てる学級にしたいです。(大学4年)
「組織」という言葉で最初にウェビングをしたとき、講師が「心強い」とあげていてすごく納得しました。1年目の大変な時期を思い出しました。同時に今所属している組織は素晴らしく恵まれているのだなと改めて実感しました。(中学校教員)
このような学びの場があることを大変ありがたく思います。子どもたちが活動を通して得るものが、仲間がいる心強さ、主体的に学びたい気持ちを育めるものにしたいと思いました。教員集団としても安心してやり取りできる、心強いと思えるつながりをつくっていける存在になりたい。(聾学校教員)