社会的マイノリティの国際バカロレアへのアクセスに関する研究

SDGs:

4 質の高い教育をみんなに

このシーズの研究者

オカムラ チカラ

岡村 拳

OKAMURA Chikara

教養学部 国際教育学科 講師

研究を始めたきっかけ

 同テーマを研究している背景には、私自身が経済的に貧しい地域で育ち、国際的な教育が一部の人にしか提供されていない状況を経験したことがあります。その中で、グローバル社会における国際教育へのアクセスの格差に関心を持ちました。国際教育プログラムの一つである国際バカロレア(IB)を学ぶ中で、アメリカイリノイ州シカゴ学区において貧困層や人種的マイノリティへのIB実践に取り組んでいることを知り、同事例に着目した研究に取り組んでいます。

研究概要

 私は、国際教育プログラムの一つであるIBが貧困層や人種的マイノリティに開かれる可能性とその課題を探究しています。

 私が事例として着目しているアメリカイリノイ州シカゴ学区では、経済的に裕福な子どもを受け入れることで不平等な社会階層を再生産していると批判されている IBを、貧困層や人種的マイノリティに対して展開しています。そこでは、いかなる教育政策や教育実践を通じて社会的マイノリティのIBへのアクセスを保障しようとしているのか、またそこにはいかなる課題があるのかを調査しています。

 これまでは、シカゴ学区におけるIB導入に関する資料を手がかりとした文献研究に加えて、現地調査も行ってきました。今後も、教育政策と教育実践の両方の視点から、研究を進めていきたいと考えています。

連携できるポイント

 これまで、クラス担任やコーディネーターとしてIB校で勤務し、また国際バカロレア教育者ネットワーク(IBEN)のメンバーとして教員研修や認定業務、コンサルタント業務にも携わってきました。それらの経験を活かして、一条校へのIB導入などにお役に立ちたいと考えています。

提供できるシーズまたは支援できる分野

一条校におけるIB導入