教室内言語習得と中学校・高等学校における英語科教育の研究
このシーズの研究者
研究を始めたきっかけ
学習指導要領外国語編に初めて「コミュニケーション」という文言が入る際に、今までとは異なる英語教育が必要だと思い、英国での大学院(TEFL)留学を決めました。大学院で様々な国で英語を教える仲間と出会い、教授法を学びあうだけでなく、文化の差もある中でのコミュニケーションの楽しさにも気づきました。外国に行く、行かないにかかわらず、外語(ここでは英語)を学ぶ意味は自分の常識がどこでも通じるわけではないということを認識する面白さにあると思います。背景の異なる人同士が相互理解を図るために何が必要かを基盤にして研究を行っています。
研究概要
研究分野としては英語教育学、教室内言語習得、英語科教育の3領域があげられます。英語教育学では学習者の方略使用の変化に関して、教室内言語習得では英語授業における教師・生徒間のやり取りに着目し、教師のどのような発話行動が学習者の言語習得に関連しているかを分析しています。また、英語教師を目指す学生の教師英語とコミュニケーション方略の発達に関して興味を持っています。英語科教育では中学校・高等学校の教材開発や言語活動の開発に関わっています。
連携できるポイント
- 中学校・高等学校授業の分析と解説
- 中学校・高等学校の教材研究および言語活動開発
提供できるシーズまたは支援できる分野
- 中学校・高等学校授業の分析と解説に関する講演
- 中学校・高等学校の教材研究および言語活動開発の支援