研究を始めたきっかけ
社会人になって数年を過ごした後に進学した英国の大学院で、修士論文を書くときです。指導教員から「どう?」と示してもらったのが医療政策でした。医療は重要な政策で、国民生活と深く関わりがあります。特に英国では税を財源として国民に無料で医療を提供するNHSという制度は、常に政治の争点です。日本でも国民皆保険の持続可能性は、今後の重要なテーマです。
いずれの国でも医療政策には医師という専門職が大きな影響力を持っています。その歴史をたどるうちにこの分野の研究に魅了されました。
研究概要
先進国(主に日本と英国)を中心に医療政策を研究しています。現在は、職域における健康政策にも関心を寄せています。
連携できるポイント
よりよい医療のあり方について市民や保険者と共に考えたいと思っています。
提供できるシーズまたは支援できる分野
市民向け/学校 社会保障に関する講座