このシーズの研究者
研究を始めたきっかけ
中学生、高校生の頃は文学よりも音楽に、それも洋楽にしか興味がわかず、日本の地上波テレビ番組で放送されるイギリスのヒットチャートをチェックするうちにイギリスに親近感を持つようなりました。
ひねくれたスタイルのポピュラー音楽を好む傾向は、イギリス文学を乱読する際にも表れました。それまでのスタイルとは違う、実験的なスタイルを探求したイギリス20世紀のモダニズム文学と出会えたことで、研究(らしきもの)を始めることとなりました。
一連の教育課程を終えて以降、モダニスト文学における音楽の表象という、音楽と文学とが交差する研究を続けています。

研究概要
- イギリス20世紀モダニズム文学における音楽的表象...イギリス20世紀モダニズム文学における表象が音楽を援用する例が多数存在することを指摘し、そこから具体的なテクストの読みへと展開させる研究を行っています。
- 20世紀アングロ・アイリッシュ文学研究...アングロ・アイリッシュとはイギリスにルーツを持ちアイルランドに定住する人々のこと。アングロ・アイリッシュのイギリスやアイルランドの関係性についての研究を行っています。
- アングロ・インディアン文学研究...アングロ・インディアンとはイギリスにルーツを持ちインドに定住する人々のこと。『ジャングル・ブック』で知られるノーベル賞作家ラドヤード・キプリングに中心に研究を行っています。
- イギリスポピュラー音楽研究...社会的文脈を考慮しつつ、人種、ジェンダー、セクシュアリティなどの観点から研究を行っています。
連携できるポイント
- イギリス文学を社会的文脈から考える
- イギリス文学と音楽との連動
- イギリスポピュラー音楽についての講演
提供できるシーズまたは支援できる分野
- イギリス20世紀文学と(現代)音楽との関連についての研究
- イギリスポピュラー音楽における人種、ジェンダー、セクシュアリティーについての議論、講演