総合学習の可能性

このシーズの研究者

フジタ ヤスオ

藤田 康郎

FUJITA Yasuo

教職支援センター 特任教授

研究を始めたきっかけ

前職の小学校で総合学習の授業を作ることにとても興味を持ちました。総合学習の魅力は子どもが夢中になる仕掛けがたくさんあり、試行錯誤しながら体験的に学ぶことにあります。自分も総合学習の面白さを感じることができ、現場を離れ、客観的に総合学習を見つめてみたいと考え大学院で学び直しました。中でも沖縄に関する学習は沖縄を学ぶことで今の日本が見えてくるという視点でとても意味のあるものだと感じています。

研究概要

若者の平和や戦争に関する認識はどうなっているのかを分析し、社会科や総合的な学習の時間の授業の内容を検討します。具体的には社会科副読本に地域に残る戦争に関する記述の調査・分析を進めて、戦争の実相を知るために必要なことは何かを考えます。

また、からだと性に関する認識についてもどのような学習が大切かを考えます。

連携できるポイント

大月市立小学校で平和月間に大月空襲の特別授業をしました。(2024年度)
総合的な学習の時間の作り方、考え方を現場の教員と一緒に共同研究することができます。

提供できるシーズまたは支援できる分野

  • 生活科、総合的な学習の時間の共同研究、助言
  • からだと性に関する共同研究