学習者にとって効果的・効率的な教授法の研究

分野:

中国語 言語学

キーワード:

# 誤用分析 # 発音 # 文法

SDGs:

4 質の高い教育をみんなに

このシーズの研究者

クワバラ ナチコ

桑原 奈智子

KUWABARA Nachiko

語学教育センター 特任教授

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○ 専門分野
人文・社会 外国語教育、人文・社会 言語学

○ 学位
早稲田大学 大学院文学研究科 中国文学専修

研究を始めたきっかけ

翻訳の仕事についていた時、もっと良い表現はないかとか、この言い方で本当に良いのかなど、悩むことが多く、夜間や休日に中国語の専門学校や同時通訳の学校に通いました。その中で、もっと学びたいという気持ちが芽生え、大学院に進学しました。

今、振り返ると、疑問や悩みを解決したいという自分の気持ちに正直に行動し続けてきたことが、自然な形で研究に繋がったような気がしています。

研究概要

学習者にとって、より効果的・効率的な教授法を日々模索しています。

中国語学の文法体系を、より分かりやすい形で中国語教育に導入するには、どのようにしたら良いかや、学習者の負担を軽減しつつ、しっかり中国語を身に付けてもらうには、どのようにしたら良いかなどを日々考えています。

中国語学習は、入門段階において覚えなければならない事柄がたくさんあります。声調と呼ばれる中国語独特の音の上がり下がりの調子や、ピンインと呼ばれる中国語表音ローマ字(日本語の平仮名や片仮名に相当するもの)の読み方などがその代表です。また、少し学習が進むと、それまで学習した英語とは異なる、中国語独特の文法構造も登場してきます。

それらを如何に効率良く楽しみながら身に付けてもらえるか、その方法を誤用分析などを通して考えています。

連携できるポイント

中国語の魅力や中国語を学ぶ楽しさを、学習者の要望に沿う形で、適切に学習者に伝えていきたいと考えています。ですので、同様の目的意識を持った方々とは、情報交換や交流を通して、多方面での連携が可能だと思っています。

提供できるシーズまたは支援できる分野

  • 中国語教育
  • 中国語の教材開発
  • 中国語、中国文化に関する講演