素粒子標準模型を超える物理に関する研究

キーワード:

# 宇宙物理学 # 素粒子論

このシーズの研究者

ヒラノ コウイチ

平野 耕一

HIRANO Koichi

教養学部 学校教育学科 教授

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○ 専門分野
自然科学一般 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

○ 学位
東京理科大学大学院 理学研究科物理学専攻(学位)博士(理学)

研究を始めたきっかけ

専門は宇宙物理学です。大学生の時に興味を持ち、気付いたらのめり込んでいました。宇宙では、地上では想像し難いような現象が多く確認されていますが、まだ解明されていないことに挑戦するという面白さがあります。宇宙について研究していると、我々が知っていることはほんの一部で、ほとんどのことは分かっていない、ということに気付かされます。

研究概要

宇宙の様々な現象について、それがなぜどのように起こるのかを調べることにより、新しい知見を見出そうとしています。

現在の宇宙では、素粒子標準模型のみでは説明できないが、暗黒物質の存在を仮定することによって説明し得る現象が数多くあります。しかし、暗黒物質の正体はまだ解明されておらず、宇宙物理学の未解決問題となっています。現在研究中のテーマとして、暗黒“物質”ではなく、他の仮定(例えば余剰次元など)でこれらの現象が説明できないかと模索しています。

ゼミでは、学生が疑問に思った自然現象について調べて考えることから始め、「小学生に理科に興味を持ってもらうには?」というテーマ等で取り組んでいます。

連携できるポイント

例えば、宇宙に関する講座・セミナー等を通して、科学に関心を持ち教養を深めるための啓蒙活動ができると考えています。また、小・中・高の学生に対して、科学に興味を持ってもらうための活動につなげられればと思います。

提供できるシーズまたは支援できる分野

  • 最先端の宇宙物理学について伝える講座・セミナー
  • 一般的に宇宙に興味をもってもらえる内容の講座・セミナー

上記によって、

  • 宇宙・物理・科学に関心を持つための活動
  • 小・中・高校生向けの科学に関心を持つための活動