住宅と都市のあり方についての研究

キーワード:

# 住宅 # 住環境 # 都市計画

SDGs:

11 住み続けられるまちづくりを

このシーズの研究者

マエダ アキヒコ

前田 昭彦

MAEDA Akihiko

教養学部 地域社会学科 教授

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○ 専門分野
建築学・都市計画学

○ 学位
東京大学工学系大学院建築学専攻博士課程所定単位取得退学(学位)工学修士

研究を始めたきっかけ

学生時代に週刊新聞の編集に携わったことからもともと社会問題に関心が強く、地価や住宅価格の急激な上昇が、都市の居住環境や社会構造にどのような影響を与えるのかに強い関心を持ったことが、都市計画の研究を志すきっかけとなりました。特に、住宅の供給政策や土地利用の規制、インフラ整備との関係性に興味を持ちました。

研究概要

研究のスタートは分譲マンションに当初に設定されている修繕積立金などの管理費等の研究で数値分析をおこなうという地味なものでしたが、一般に言われていたとおり、分譲マンションの修繕積立金が当初、相当安く設定されている、ということを実証的に明らかにした内容とすることができました。この問題は現在でも問題となっていることで、以来、社会的に問題性の強いテーマ設定を行っています。例えば、公営住宅階層の算定、民間賃貸住宅に対する公的支援の施策効果に関する研究などがありますが、いずれも地価高騰-家賃などの住宅価格の高騰による住宅確保の困難が研究背景にあります。

連携できるポイント

研究成果から直接結びついたものではありませんが、自治体の住宅マスタープラン、都市マスタープラン、景観形成計画などの策定委員の経験があります。

提供できるシーズまたは支援できる分野

自治体の住宅政策・都市計画関連施策のお手伝いなど。