自治会の再編、自治体行政と第三セクター、過疎地域における住民の生活の保障のあり方

SDGs:

3 すべての人に健康と福祉を 11 住み続けられるまちづくりを

このシーズの研究者

タナカ サトミ

田中 里美

TANAKA Satomi

教養学部 地域社会学科 教授

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○ 専門分野
人文・社会 社会学

○ 学位
奈良女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻単位取得退学・博士(社会科学)

研究を始めたきっかけ

1989年の「ゴールドプラン」策定、2000年の介護保険法の施行など、「介護の社会化」へと舵を切る高齢者福祉制度の一大改革が断行されていた頃、私は、当時、在籍していた大学の大学院で、フィンランドから留学生のチューターとなっていました。この留学生から、北欧型の、公的責任の大きい高齢者福祉サービスの具体的あり方と人びとの生活に関する話を聞いて関心を覚えたことが、現在につながる研究のきっかけとなりました。

研究概要

現代社会における既存制度の揺らぎは、生活に困難を抱える層を生む一方、行政、民間、協セクターにおいて、社会と人に対する新たな認識、理念と実践を生み出している。日本、およびフィンランドにフィールドを据えて、福祉レジームとの関連でこれらを解き明かそうとしている。

科研のサイトをご覧下さい。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000300129

連携できるポイント

フィンランドの高齢者福祉サービス他の現場の視察に行きたい人には、希望に応じて現地の受け入れ先を紹介ができる。

提供できるシーズまたは支援できる分野

連携できるポイントの内容の前段階としての、フィンランドの地方自治制度、社会保障制度、とくに高齢者福祉制度等についての基礎知識の提供