国語科指導法(書写を含む)

児童と教師、双方の視点から、国語科の指導法を実践的に学ぶ

小学校の教員は、得意不得意に関わらず、すべての教科を指導できなければなりません。この授業では、最も授業数が多く、教育実習において研究授業になることも頻繁にある、小学校国語科の指導法を学びます。主としてアクティブラーニングを取り入れた授業形態となっており、小中高での豊富な指導実績を持つ教員の指導のもと、実際に使用されている教科書に即した授業を、児童と先生双方の立場で体験しながら様々な手法を学ぶとともに、指導案の書き方、板書の仕方、子ども達への助言などについての、具体的な指導も受けます。そして、最終的には全員が指導案を作成し、模擬授業を行って、3年次に行われる教育実習へと学びをつなげていきます。

春日 由香 教授

この講義を履修した先輩の声

三賀 杏一郎さん

熱意あふれるご指導を受け、自信を持って教育実習へ

国語科の授業を実践するために必要なことを、徹底的に教えていただきました。担当の春日先生は、学生一人ひとりに向き合い、丁寧にご指導くださいます。私も自らの課題を明確にすることができました。教育実習で国語の授業をする際にも、ここで得た学びを存分に活かすことができました。


教育心理学

教職で必要とされる児童生徒のこころの発達や、学習の過程に対する基本的な知識を身につけることを目的とした授業です。動機づけ、思考と問題解決、知能、学級集団、教育相談などのテーマを取り上げ、現在の学校現場で山積している諸問題についての理解を深めるとともに、心理学的なものの見方を学び、子ども達とよりよい関係性を構築するための基盤を作っていきます。

武蔵 由佳 教授


理科実験・観察

理科を教える上で、実験や観察はとても重要です。特に小学校での楽しかった経験は、理科を好きになることにつながります。この授業では、物理、化学、地学、動物、植物の5つの領域を、実験と観察に特化して集中的に学びます。同時に、自然科学における基礎的な知識や見方考え方も教授して、児童の興味関心を引き出しながら理科を楽しく教えることのできる教員を育成します。

平野 耕一 教授