国際教育学科
global education21世紀型の教育を創造し、発信する
21世紀型教育は、グローバル化が進む高度情報化社会・知識基盤社会の中で必要とされる21世紀型スキルを養うための教育です。国際教育学科では、グローバルエデュケーターとして21世紀型教育をリードしていく人材を養成するために、国際バカロレア教育(IB)と北欧などへの半年間の留学を柱としつつ、教育学を軸に様々な学問に触れて情報を批判的に読み解き分析する力を養っています。

学びの特色
ひとを育てられる人材を世界に

POINT01
4年制の文系学部としては日本初のIB教員養成コース
国際バカロレア(IB)とは
国際バカロレア(IB)は、国境の壁を越えてより平和で民主的な社会の創造に貢献できる人材を育てるために開発された、探究学習のカリキュラムフレームワークです。小学校から高校までの教育プログラムは世界160か国を超える国で採用され、その先進性から国内外の多くの教育関係者に注目されています。また日本でも文部科学省がIB校を増やす計画を発表しており、世界に通用する教育課程として各地で導入が進んでいます。
本学科はIB機構から正式にIB教員養成のための認可を受けた数少ない高等教育機関のひとつであり、学部4年間でIBの理念とスキルをじっくりと学ぶことができます。IBの学びを通してさまざまな教育機関・企業・NPOなどで人を育てることができるグローバルエデュケーターを養成します。
*所定の単位を満たして卒業し、IB機構に申請することで、IB Educator Certificate inTeaching and Learning(IB教員認定証)が授与されます。

POINT02
北欧の教員養成系大学への派遣を中心とする半年間の留学
国際教育学科は、北欧を中心とする欧州諸国にある教員養成系大学と独自の交換留学プログラムを設置し、学生が様々な形の教育に触れられるように派遣国・提携大学を増やし続けています(派遣先の詳細は交換留学のページで)。このプログラムをもとに、2年次後期はCEFR B2の英語要件を満たした希望者は留学し、現地の学生や世界から留学してきている学生と共に教育学などに関する授業を履修します。留学中は、現地で教育インターンシップに参加するなど、大学外での学びを深めることもできます。交換留学ですので、現地大学への学費の支払いは必要ありません(費用・奨学金の詳細は交換留学のページで)。

POINT03
少人数ゼミで、学生一人ひとりの学びに寄り添う
学生は3年次に進級する際、探究したいテーマや学びを深めたい学問分野に合わせて、ゼミ(InquirySeminar)を選択します。ゼミには卒業までの2年間所属して、担当教員から卒業論文執筆に向けた指導を受けます。すべて少人数制で、学生の探究をサポートします。

POINT04
教育学を軸に、さまざまな学問に触れて専門性を伸ばす
教育哲学や教育思想に関する授業を通して、「教育とは何か」「善い教育とは何か」を深く探究します。また、映画や文化に関する授業やディベートの授業を通して情報を批判的に分析する力を養い、国際的に活躍するために重要な幅広い知識とスキルを育みます。
IBの理念と実践をじっくり学び、国際的な視野を身に付ける4年間
必要単位を満たすことで、国際バカロレア(IB)の教員資格(PYP、MYP、DPのいずれか)を取得できます。個性的で行動力のある学生が多く、英語要件を満たした希望者は北欧などへの交換留学に行くチャンスもあります。学生の中には、夏休みなどに海外で自主的に教育インターンシップに取り組む学生もいるなど、いろんなことに果敢に挑戦しています。

カリキュラム
国際教育学科の主な専攻・カリキュラムについてご案内します。
