更新日:2025年7月14日
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教養学部 学校教育学科の新井仁教授が、統計教育の分野で顕著な功績が認められ、日本統計学会「第21回 統計教育賞」を受賞しました。
この賞は、統計教育の研究及び実践において顕著な業績を挙げ、わが国の統計教育の発展並びに統計の普及、啓蒙に貢献した個人または団体に贈られるもので、新井教授の長年にわたる教育・研究活動が高く評価されました。
新井教授の授賞理由 ※日本統計学会「2025年度学会賞受賞者の紹介」<外部リンク>(外部サイト)より抜粋
- 現職教諭時代からリアルデータを活用し、データサイエンス的発想を重視した授業を展開
- 2008年の学習指導要領改訂に対応した問題解決型授業の実践に積極的に取り組む
- 統計内容の顕在化の重要性をいち早く認識し、『新領域「資料の活用」の授業プラン』(明治図書)として授業構想をまとめる
- 統計的探究プロセスにおける批判的思考の役割に着目した研究を推進 。成果は『統計的探究プロセスにおける批判的思考の様相とその役割に関する研究』(東洋館出版社)として刊行
- 統計的探究・数学的活動・批判的思考の三要素を体系化し、教育現場向けに模式図を作成
- 2021年度以降の学習指導要領改訂に伴う統計教育の拡充にも寄与
授賞式は、2025年度統計関連学会連合大会(9月10日)で行われる予定です。
詳細は日本統計学会のホームページ<外部リンク>(外部サイト)をご覧ください。