インタビュー

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学生インタビュー

藤田 庸子 さん
国文学科4年 香川県出身
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大好きな国文学に向き合えた、宝物のような時間

小さい頃から読書が好きで、中学生の頃には、大学では国文学を勉強したいと思うようになっていました。そんな私にとって、都留文科大学での大学生活は、好きなことを思う存分勉強できた、楽しく充実した宝物のような時間になりました。

入学時の興味の対象は近代文学でしたが、国文学科では1~2年次に上代から現代まで幅広く基礎を学ぶため、漢文や古文の勉強もしなければなりません。最初は正直面倒臭いなぁと思っていたのですが、漢文の先生がおもしろい方だったこともあり、漢文や古文にも楽しさを覚え、興味も視野も広がりました。

 3年次からは古川ゼミに所属し、近代文学を探究してきました。ゼミでは1週間に1冊のペースで文学作品を読み込み、3時間みっちり議論をします。単純に読書量が増えただけでなく、自分では手に取らないような作家や作品にも触れ、読書の幅が飛躍的に広がるとともに、新たなおもしろさにも気づきました。

出版の世界でも、言葉を大切に紡いでいきたい

卒業論文は、川端康成の「名人」を題材に研究を進めています。中学の頃、川端の「雪国」を読んで美しい文章に衝撃を受けたこと、祖父が囲碁をやっていたこと、アジア太平洋戦争をまたいで書かれた作品であることから興味を持ち、題材に選びました。6月の中間発表では古川先生から厳しい指導を受けたので、頑張らなければと思っています。

 卒業後は出版社に就職します。大学で鍛えられ、培ったことを礎に、「言葉で伝える」ことを大切にしていこうと思います。

私が都留文科大学を選んだ理由

国文学科のある国公立大学が少ないなか、多様な専門を持つ先生方が揃っていて国文学を広く深く勉強できる大学であることから、都留文科大学を選びました。

※インタビューは2019年8月に行ったものです。

卒業生からのメッセージ

岩手県立福岡高校 教諭
森 公嵩さん
国文学科2018年卒業

昨年指導した生徒が2名、都留文科大学に合格し進学したと嬉しそうに話してくれた森さん。教師生活2年目を迎えた今年は、国語科の指導に加え、校務やサッカー部の顧問なども担い、忙しくも充実した日々を過ごしています。

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社会と子ども達の間に立ち、両者をつなぐ存在でありたい。

ICT教育の研究や課外活動など、
充実していた学生生活

都留文科大学には東北出身者も多く、安心感がありました。「本が好き」「文学を探求したい」という学生が多い国文学科にあって、僕の興味の対象は「教育」でした。所属した国語教育学ゼミには教員や教育業界を目指す学生が集まっていて、野中潤先生のご指導のもと共にICT教育の研究に取り組めましたし、野中先生が推進されているedcamp(教育に携わるあらゆる人の語り場)に参加させていただき、教育業界で活躍する方々との出会いや先進の教育に関する学びにも恵まれて、成長することができました。

自身の生き方を通して、
子ども達に大人になる楽しさを伝えたい。

現在は、郷里の岩手で高校の教員をしています。僕自身がおもしろいことを追究し続けること、その姿勢を彼らに見せることで、社会に出る一歩手前の生徒達に、「大人ってまんざらでもないぞ」と示せる存在でありたいと思っています。また、関東圏では導入が進むICT教育ですが、残念ながら東北にはまだまだ広がってきていません。そうしたなかで、自分に何ができるかを模索したり、国語の授業や総合の時間などにいかに生かせるかを考えたりすることにも、おもしろさややりがいを感じています。

国立国会図書館 関西館 総務課勤務
伊藤 響 さん
国文学科2016年卒業

イベントの広報や見学者の案内も担当している伊藤さん。「図書館は、利用者が何を欲するかによって変幻自在に姿を変える自由な場所。そうしたことも図書館の魅力として伝えて行きたい」と、仕事への思いを語ってくれました。

伊藤 響 さん

日本一大きな図書館で、
魅力ある図書館づくりに邁進。

大学での学びが教えてくれた
図書館の魅力と進むべき道

私は今、国立国会図書館で働いていますが、最初から司書を目指していたわけではありません。きっかけは大学3年次に、軽い気持ちで履修した司書課程。図書館情報学が殊の外おもしろく、夢中になりました。大学の図書館に対する意識も高まり、「もっとこうだったらいいのに」という部分も見えてきて、できることから改善していこうとサークルを立ち上げ活動しました。そうした中で、図書館はおもしろい場所という思いが醸成されたことが、今の私につながっているように思います。

今も自分磨きを続ける先輩方。
私も、生涯学び続ける人になりたい。

大学での学びは、わからないことをわかるために、情報を集め、考えを組み立てていくというもの。これは、人間の生き方にもつながります。この誠実に生きるための術を身に着けることができたことが、大きな財産になっています。

今、私の周囲には、ベテランと言われる立場になっても貪欲に学び続けている方が多くいらっしゃいます。人は生きている限り学び続けることが大事なのだと日々実感するとともに、私自身、そういう人間でありたいと思っています。

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