大学院(文学研究科)

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広い視野に立ち、さらに高度の専門的な研究を目指す

大学院(文学研究科)個別研究課題へのアプローチを主目的に、学術文化や社会システムの高度化・複雑化に対応し得る、広い視野と先見性を備えた社会人を養成。


研究科長の挨拶

大学院文学研究科長:福田誠治より皆さんへご挨拶です。

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福田 誠治
都留文科大学学長
大学院文学研究科長
福田 誠治

大学院文学研究科修士課程は、国文学、社会学(地域社会研究)、英語英米文学、比較文化、臨床教育実践学の5つの専攻で構成されています。学部卒業後にすぐ進学した院生、現職教員の再教育を目的とした院生、社会人などが学び、教員免許を専修免許にすることもできます。
修士論文は、自分が探求している課題が世間でどこまで解明されているかを知り、課題を再整理し、解決可能な道を探るものです。つまり、ここで世界の極みが見えてくるわけです。もちろん、自己の課題を明確にし、その意義を社会の中で確認し、探究的な学びの成果を作品としてまとめ上げた卒業論文の経験が生きてくるわけですが、研究課題が変更されることもあるでしょう。
研究スタイルは、私が経験した頃とはかなり異なってきています。まず、インターネットの発達で、リアルタイムでたくさんの研究成果が入手できることになりました。とりわけ、英語文献は膨大なストックが利用できます。かつては、大学や研究所、それに国際機関などの図書館・図書室を回ったものです。それも、何日もかけて遠方まで出かけたこともありました。
もう一つは、日本人が留学など外国に出かけることも容易になりました。私は、ソビエト・ロシアの教育問題を40年以上研究しています。大学院の時代は、まだ冷戦構造の中にあり、簡単にソ連邦には入国できませんでした。1ドル=360円の時代に比べれば、日本人はずっと動きやすくなりました。
世界を見据えて、足下の具体的な課題を解けるような、意味ある大きなテーマを追求してください。

研究分野

研究テーマは「人間形成論」で、教育哲学/比較文化専攻。ソビエト教育学を一貫して研究。とりわけ、1920年代の新教育の理論をテーマとした。近年は、ソビエト・ロシアおよびヨーロッパの教育分野における民族問題、とりわけ言語権について研究してきた。サハリン、ハバロフスク、アムール流域、サハ=ヤクーチア、ウラン=ウデ、ボルガ流域、モスクワ、サンクトペテルブルグなど、また中央アジアのキルギス、ウズベク、カザフにも調査に出かけた。2005年以降、フィンランドの教育とEU、OECDの教育政策を集中的に研究し、ここ4年はデンマークにも出かけている。

福田 誠治(ふくた せいじ)

1950年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。都留文科大学講師、助教授、教授、副学長(2009年4月-2014年3月)を経て、2014年4月本学学長に就任。
主な著書に『競争やめたら学力世界一』(朝日新聞社、2006年)、『格差をなくせば子どもの学力は伸びる』(亜紀書房、2007年)、『競争しても学力行き止まり』(朝日新聞社、2007年)、『子どもたちに「未来の学力」を』(東海教育研究所、2008年)、『フィンランドは教師の育て方がすごい』(亜紀書房、2009年)、『こうすれば日本も学力世界一』(朝日新聞出版、2011年)、『フィンランドはもう「学力」の先を行っている』(亜紀書房、2012年) などがある


大学院研究科委員長からのメッセージ

中地 幸

本大学院は、国文学専攻、社会学地域社会研究専攻、英語英米文学専攻、比較文化専攻、臨床教育実践学専攻の五つの専攻によって成り立っています。けっして規模は大きくありませんが、研究分野は広範かつ多岐にわたっています。そして、各分野のすぐれた研究・教育業績のある先生方の熱心な指導により、院生が自らの研究を深め、修士学位を取得して巣立っていきます。修了生は教育界をはじめ、多方面で活躍しています。
本大学院は学問に集中できる環境に恵まれている上に、教員と院生との関係も濃密であるため、旺盛な学究意欲があれば、新たな研究領域を開拓していくことができます。問題意識を大切にしつつ研究対象に絶えず問いかけることによって、新たな知を創造していく学問の醍醐味を味わってほしいと思います。

都留文科大学大学院研究科委員長 中地 幸


【冊子】大学院文学研究科 2017 (大学院案内)

大学院文学研究科 (PDF 1.68MB)

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