「留学して良かった」の一言に尽きる。

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「留学して良かった」の一言に尽きる1比較文化学科 本間 結さんの留学体験談です。


【ページの目次】

基本事項

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留学先国名 中華人民共和国
留学先大学 湖南師範大学 国際漢語文化学院
留学期間 2009年3月~2010年2月

事前準備

私の場合4年間での卒業を前提としていたので、1・2年次のうちに出来るだけ多くの卒業単位を取得しておいた。また湖南師範大学に留学していた先輩や師範大学の留学生から、大学の様子や留学中の生活について情報を得ていた。中国語に関しては、基礎知識を身につける目的で中国語検定3級を取得した。

長沙市について

中国南部に位置する湖南省長沙市は、夏は蒸し風呂のように暑く、冬は暖房がないと生活が出来ないほどにまで寒くなる。春と秋は大変短く、その上気温の変化が激しいので体調管理には十分気をつける必要がある。また交通ルールはあってないようなものなので、出かける際は、常に車に注意してほしい。

湖南師範大学について

湖南省の省都、長沙市に位置する湖南師範大学。近隣に湖南大学・中南大学もあり大学付近は学生で賑わっている。留学生が使う教室は主に至善楼という建物で、新しく出来た宿舎からは歩いて5分と大変近く便利である。また師範大学には日本語学科や第二外国語として日本語を学習する旅行学科があるため、日本語に興味のある学生が多い。

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通りでカードをする様子 小さなパン屋さん

留学生宿舎について

「留学して良かった」の一言に尽きる42009年9月に完成した新しい宿舎。半分が留学生宿舎、もう半分が大学院生用という造りになっており、留学生用の方は、ホテルとしても利用されている。各部屋にはエアコン・テレビ・クローゼット・靴箱・冷蔵庫・学習机・熱水器・ハンガー・ゴミ箱が備え付けてあり、ベランダもあるので、洗濯物を干す場所に困ることはない。だが、たまにトイレやシャワーなど水周りで問題が起こることがあるので(トイレが詰まる、水漏れなど)その時は、すぐに管理人に修理してもらうよう伝える必要がある。
(写真:宿舎の外観)


日常生活

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1年間相互学習をしてくれた友達と

最初は戸惑うことも多かったが、1ヵ月もすれば食事や授業にも慣れ、とても楽しい毎日だった。自炊することはほとんどなく、授業後に友だちとご飯を食べに行ったり、中国人の学生と学食で食べたりした。少し離れているが、旅一や202のバスに乗って天馬や中南大学の通り、歩行街まで行くこともあった。
午前中の授業が終わると、あとは自由時間である。午後は太極拳や作文、HSK対策の授業などがあったが、全て選択だった。私は主に予習・復習、日本語学科の学生と相互学習をするなどして過ごした。また留学生同士でバスケやバドミントンをすることもあった。

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ご飯の一例 留学生の友達と一緒にバトミントン

授業環境

師範大学の留学生は年々増えており、クラスはA~EまたはFクラスまで分かれている。教科書は学期ごとに変わることもあるようだが、都留文科大学の学生はB・Cクラスから始める人が多いようである。私はBクラスから始めた。文法について詳しく学ぶことが出来るので、基礎をしっかりと固めたい人はこのクラスから始めることをお勧めする。先生はとても親身で、教え方も分かりやすかった。小テストや宿題など、先生によって多少の違いはあるが、真面目に授業を受けていれば、自然と中国語が身についていくと思う。勉強の仕方は人それぞれであるが、私は日本語学科の学生と交流したりして、本場の中国語を聞く機会をなるべく多く作るよう心がけていた。

課外活動

国際漢語文化学院では毎学期ごとに課外活動が行われる。自主参加ではあるが留学生の多くが参加するので、友好を深めるうえでもこのような活動には積極的に参加したほうがいいと思う。2009年度は前期に鳳凰、後期に毛沢東の故郷である韶山に行った。その他、後期には各国の留学生が自国を紹介するという活動がクリスマスに行われた。

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HSK(漢語水準考試)について

私は7月と11月の2回受験した。近年このテストの形式が変わるようなので、対策方法にも工夫が必要になってくると思う。私の時は筆記試験のみだったので、苦手なリスニングや文法を中心に勉強した。中国の先生も言っていたが、HSKのみで中国語の実力を判断するわけではないが、やはり自分のレベルを知る一つの基準なので、真剣に取り組むべきだと思う。

夏休み・冬休みについて

「留学して良かった」の一言に尽きる10長期休暇中は旅行に出かける留学生がほとんどだが、なかには一時帰国する友だちもいた。私は7月に四川旅行や昆明の友だちの家に遊びに行き、8月は北京で語学学校に通いながら観光をした。冬休みも同様に多くの時間を旅行に割いた。また冬休み期間中は春節(中国のお正月)とも重なっており、以前都留文科大学留学していた友だちの家にお世話になり、中国の伝統を肌で感じることが出来た。

(写真:四川旅行で)


その他(JAPAN WEEK)

湖南省には湖南省日本人会という組織がある。私が留学していた2009年は一大イベントとして、『JAPAN WEEK』が開催された。歩行街や師範大学等を会場に日本の文化や伝統を広めようと、湖南省在住の日本人や日本人留学生を中心に様々な活動を行った。中国の若者の間では、現在日本のアニメが大流行しており、コスプレ大会は特に盛り上がった。この活動を通して、日本の文化や歴史についての知識が浅いことを痛感し、もっと日本について知っておくべきだったと後悔した。

1年間を振り返って

私は1年次に陝西師範大学に短期留学して以来、中国に興味を持つようになり、中国への長期留学を目標としてきた。1年間の留学生活を終えた今思うことは、「留学して良かった」の一言に尽きる。今留学をしようか悩んでいる人は、思い切って異国の地に飛び込んでみてはどうだろうか。留学して成功する人と失敗する人がいるという話を聞いたことがあるが、自分の留学が果たして成功であったのか実感はない。今まで一度も自分の中国語に満足したことはないし、一年で中国の文化や風習を全て理解できたとは思わない。しかしこの一年で中国に対する考え方が大きく変わったのは事実であり、今まで以上に関心を持つようになった。また中国だけでなく、他国の留学生と友だちになったことで、日本という枠から見ていた物事をいろいろな角度から考えるようになった。中国語に関しても最終的にHSK8級という目標を達成することが出来、満足している。今回の留学経験を生かし、今後さらに中国語、そして中国や諸外国についての学習を進めていきたいと思う。

最後になりましたが、留学の準備から帰国まで面倒を見て下さった国際交流室の前田先生、関口先生をはじめ、都留文科大学の先生方・職員の方々にこの場を借りてお礼を述べたいと思います。本当にありがとうございました。

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