韓国での留学で得たものは

韓国での留学で得たものは社会学科 増田遙さんの留学体験談です。

私は以前国際交流事業で日韓青年たちと交流したことで、韓国という国への理解をもっと深めたいと考えるようになり、語学力の向上、韓国への理解、そして日韓をなにかの形でつなぎたいという3つの理由から韓国への留学を志望した。
留学前の語学力としては、都留文科大学での韓国朝鮮語は科目のぶつかりなどで受講できなかったため、独学で韓国語能力試験2級を取得した。あとは短期留学で韓国外国語大学に1カ月行っていた。

私は韓国外国語大学ソウルキャンパスに留学したが、語学堂(韓国語文化教育院)では9~13時まで毎日授業があり、他の学生とともに授業を受けたが、私は3級からスタートし、1年間で6級(最上級クラス)まで修了した。語学堂の授業は書き・読み・会話を主に行い、一クラスは10~15名ほどである。語学堂の授業後は韓国外大の授業を受講することが可能なため、私は前期後期に各3つ大学の授業を受講した。歴史・韓国の社会・北朝鮮の政治経済・憲法・労働・中国文化に関する授業をとったが、留学生が一人であることもあり、また韓国語で発表をしなければならず、教科書を読むのにも膨大な時間がかかり、授業準備は大変だった。講義での韓国語を聞き取れないことが多いため、毎回録音して授業に臨み、あとで聞き返すようにしていた。

また、韓国での講義は相対評価の場合が多く、特に発表がメインとなる授業では良い成績を取ろうと韓国人学生は大変な努力をしており、その真剣さに刺激を受けた。しかし受講生全員が外国人の語学堂ではわからない生の韓国に触れられることができて、韓国語学習の面でもとても勉強になったと思う。私の個人的体験からいえることであるが、大学の授業の方がより努力し、韓国語能力修得も含めた成果もより多く得られたため、今後交換留学に行く学生の皆さんは大変であっても1つでも大学の授業を受講してほしいと思う。

私は学外の2人部屋の学生寮で生活し、同居者は中国人、韓国人、日本人であった。共同生活は初めてで、気を使うことも多かったが、部屋でも韓国語で会話ができるので、寂しくもならず良かったと思う。学校の近くで生活していたので便利でよかった。
ソウルキャンパスには日本人が多いため、ともすれば日本人同士で付き合うようになるため韓国語を使う機会がなくなってしまう。そのためただ留学に行ったことで満足するのではなく、自分から韓国語を使う機会を探す必要がある。やはり留学生は同じ国の留学生同士固まる傾向があり、その中で日本人は書くことはできるが話すのは苦手、自己主張はあまりせず静かな人が多い、というのが語学堂の先生たちの共通した認識であった。私は、語学を学びに行くのではなく、語学を使って何を学ぶか、というところが留学の目的だと考えていたので、大学の外での学生フォーラムに参加したり、国際総会に出席したり、日韓交流の運営をやってみたりと学生生活以外のところでの活動にも力を入れた。韓国人と交流することは意外と留学生活の中では難しい面もあり、自分から行動する大切さを学ぶことができた。

改めて書いてみると、1年間という時間の中で、思ったより色々な体験ができたのだなと感じる。留学は語学を学ぶ以外にも、自分でプランニングできると思うので、興味があったらなんでもチャレンジしてほしいと思う。韓国での留学で得たものは忘れることができない大切な思い出になった。経験を生かしこれからも韓国に関わっていきたいと思う。最後に留学でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

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