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お知らせ

平成22年度卒業証書・修了証書配布式
が開催されました

平成22年度卒業証書・修了証書配布式

 平成23年3月22日に、平成22年度卒業証書・修了証書配布式を各教室において行いました。
 東日本大震災の影響により、卒業式は中止といたしましたが、初等教育学科206名、国文学科117名、英文学科124名、社会学科129名、比較文化学科114名、専攻科8名、大学院20名の合計718名の卒業生並びに修了生に対して、卒業証書・修了証書等の交付をいたしました。


学長より卒業生、修了生へのメッセージ

学長 加藤祐三

学長 加藤祐三

 3月11日午後、未曾有の大地震が東北関東の広域を襲い、いまなお2名の安否不明の学友がいます。悲しみと不安、寒さと物資不足等、過酷な状況を、何とか耐え抜いてくれるよう祈るばかりです。
 その4日後の15日晩、静岡県東部を震源とする地震が発生しました。交通事情と物資取得の困難、計画停電等を総合的に考えあわせ、やむなく卒業式の式典を中止する判断を翌16日に下し、みなさんにお伝えしました。
 本来なら、みなさんの卒業を、ご家族とともに心からお祝いする予定でした。都留市長をはじめ来賓各位、教職員に見送られて巣立つこの日は、みなさんにとって人生の大切な節目であり、式典の中止はまことに残念です。
 本日午後の卒業証書、学位記等の授与にあたり、みなさんヘー言お伝えします。
 在学中、教師から学んだこと、友人やサークル活動から得たこと、そして何よりも、遠く親元を離れて大人の仲間入りをし、自己の責任と判断の重さを自覚したことの意義は、きわめて大きいと言えます。
 みなさんの活躍する時代は、今回の大震災に直面して、価値観も社会システムも大きく変わるでしょう。新しい時代の推進力となるのは、いつでも若者の柔軟な発想と力です。壁にぶつかる時もあるでしょうが、自分の内面から湧きだす考えや感覚を信じ、大切にしてほしい。漠然としていても、これこそが、かけがえのない個性的で本源的なものだからです。
 大地震で停電した晩、私が想起したのは、国民学校と呼ばれた小学校2年生の時に遭遇した、昭和20(1945)年3月の東京大空襲でした。真っ赤に燃えあがる都心の夜空は、今も脳裏に鮮明です。ふりかえれば、その後の敗戦・混乱と物資不足にあえぐ数年間は、戦後復興に取り組む前哨戦の時代であつたと言えます。
被災地において多くの人々が絶望の淵に立っている今、どのような支援ができるかということも真剣に模索してください。みなさんには、文大で身につけた、次世代を担うに相応しい知性と感性があります。これを存分に発揮していただきたい。
 卒業してからも、4年間を過ごした「山紫水明の大学町」都留を思い出してください。ホームページを開いてください。折りを見てキャンパスを訪ね、教職員や後輩に気軽に声をかけて下さい。人変わり、季節が変わっても、ここがみなさんの母校だという事実は変わりません。みなさんの活躍を心より祈念します。