11月12日、11月19日、12月3日、12月10日に4回開催しました
平成19年度より、山梨県内の大学・短期大学とNPO法人「大学コンソーシアムやまなし」の共催事業として、広くみなさまに学習機会を提供することを目的として、「県民コミュニティーカレッジ講座」を開催しました。
各講座とも、多くの市民の皆さんにご参加いただき、楽しい講座となりました。
来年度においても都留文科大学では、このような公開講座の開催を予定しております。その際は、本学HP、都留市の広報誌、都留市HPなどでお知らせいたしますので、ぜひご参加下さい。
都留市は自然が豊かな町です。自然は豊かな恩恵を私たちにもたらしてくれると同時に、地震などの災害ももたらします。今回の講座を通じて都留市に生息する動植物などの生態や、地震と火山の関係について知ることにより、都留のことをより深く理解していただければと思います。さらに、地産地消の観点から当大学で開発した「豆腐キット」(あおはた大豆原料)の豆腐を試作し、豊かな恵の恩恵を確認することもできます。
一般市民、自治体関係者、教育関係者、学生など、どなたでも聴講いただけます。
特に、都留市の自然や文化について、興味のある方は、どうぞご参加ください。
○ 会 場: (第1回~第3回)都留文科大学 附属図書館 4階学習室
( 第 4 回 ) 都留文科大学 1号館 105教室
○ 時 間: 午前10時~正午
【第1回】 11月12日(土) 午前10時~正午 【終了しました】
テーマ: カワラナデシコの咲く町へ -都留市におけるカワラナデシコの分布と現状-
講 師: 坂田 有紀子(初等教育学科 教授)
【講 義 概 要】
“なでしこジャパン”の活躍によって「カワラナデシコ」という植物の存在を知った方も多いと思います。秋の七草の一つであるカワラナデシコは、日本女性の代名詞でもある「大和撫子」の語源となった植物で、古くから日本人に愛されてきましたが、現在は日本各地で絶滅が危惧されている植物の一つです。都留市にも昔は河原がピンク色に染まるくらいたくさん自生していましたが、今では小さな自生地が数カ所残るのみです。今回の講義では、カワラナデシコの特徴や、2008年から市民の皆さんの協力を得ながらおこなってきた研究成果を紹介しながら、今後、都留市に残されたカワラナデシコをどのように保全していけばよいかを皆さんと考えたいと思います。
当日の様子
当日の講座の様子並びに参加者からの感想など
当日は、参加された多くの市民の方とともに学びました。現在は減少しているが、かつては都留市内にも多く自生していたことや、外来種と地域に自生しているものの違いなど、様々なお話がありました。また、後半では参加者からの質問に回答したり、逆に参加者から市内に自生している場所を教えてもらったりと、とても楽しい講座となりました。最後には、プランターで育てるように参加者へカワラナデシコの種がプレゼントされました。
・都留市内でカワラナデシコの大群を見た時は、本当に心躍る気分でした。
・地域の方の協力や、カワラナデシコに対する熱い思いが伝わって、すばらしいと思い感動しました。
・都留市での分布状況が把握できて良かった。
・何年か先に、カワラナデシコの花が咲いてくれればいいなと思います。
・カワラナデシコは、古くから日本人の心情・感性をとらえたすばらしい花だと思います。 など
受講者にプレゼントされたカワラナデシコの種
受講生からの感想を聞く坂田先生
【第2回】 11月19日(土) 午前10時~正午 【終了しました】
テーマ: 自然災害から身を守るために -都留の自然災害危険度-
講 師: 中井 均(初等教育学科 教授)
【講 義 概 要】
皆さんは3月11日の東日本大震災で自然災害の脅威を改めて感じられたことと思います。残念なことに、日本は世界に冠たる自然災害大国です。行政もさまざまな災害対策をしていますが、東日本大震災でも明らかになったように、自然災害から身を守るためには住民の防災知識・防災意識が決定的に重要です。今回の講座では、自然災害とは何か、都留で起こる可能性が高い自然災害、自然災害にどのように対処するか、などについて考えます。
当日の様子
当日の講座の様子並びに参加者からの感想など
当日は地震・火山噴火・台風・土砂災害などの自然災害の発生メカニズムや過去の災害状況などをビデオや模型などを用いてわかりやすく説明されました。また、都留市内の断層地域や地すべり危険箇所など、また、かつては「せきどめ湖」があったことなどの説明もありました。
・都留市で起こりうる自然災害の危険性を学ぶことができて、とても考えさせられました。
・減災のために、自然災害と共生した街づくりが必要だと思いました。
・自分の住む都留市にも断層があるということがわかり、多くの住民の方にも教えてあげたいと思いました。
・火山や地震に関して、様々な例を示していただき、都留市の防災について真剣に考えなければいけないと感じました。
・自然災害については、地域で考え、過去の発生状況なども調べて備えるとともに、「自分の身は自分で守る」ことの必要性も学ぶことができました。 など
実験の結果を示す中井先生
【第3回】 12月3日(土) 午前10時~正午 【終了しました】
テーマ: 地域は本物と出会える生きた博物館 -都留の自然と人びととの暮らしの知恵に学ぶ-
講 師: 北垣憲仁(地域交流研究センター 特任准教授)
【講 義 概 要】
都留市には身近にムササビやリスなど魅力ある野生動物が暮らしています。自然との関わりのなかで育まれてきた人々の暮らしの知恵や記憶もあります。それらとの出会いはいつも新たな発見や感動を私たちにもたらしてくれます。今回の講義では、都留の自然や人びとの暮らしの知恵や記憶の魅力を紹介し、私たちはそこから何を学び、またどのように未来へと活かしていけばよいかみなさんとともに考えてみたいと思います。
小動物が食べた後のクルミなど
講師の北垣特任准教授
当日の様子
当日の講座の様子並びに参加者からの感想など
当日は、雨にもかかわらず多くの市民の方が参加され、身の回りにある自然について学びました。貴重な写真や小動物が食べたクルミ、標本などを見せてもらうとともに、実際に手で触れて感じることもできました。また、ムササビの飛ぶ様子やヒミズ(もぐら科の小動物)が餌を捕る映像なども見ることができました。さらに、後半では参加者からの感想や、昔(小さい頃)の自然とのふれあい体験などの話を伺うことができ、とても楽しい講座となりました。
・ワクワクして野山を駆け回った子どもの頃のことを、懐かしく思い出しました。
・動物のお話や写真に触れるだけでも、何故か胸ときめき心温まる思いがしました。
・今回のような講座を、小・中学生にも聞かせてあげたいと思いました。
・動物との出会いなど、都留市という“まち”の良さがわかりました。
・都留市の自然を活かし、地域の活性化につなげていきたいと思いました。
・お話を聞いて、地域交流研究センターの役割が重要であると感じました。
・都留市の自然に焦点を当てて、文化として説明していただきとても良かった。
・フィールドミュージアム・大学・都留市と自然のつながりを楽しく学べました。 など
【第4回】 12月10日(土) 午前10時~正午 【終了しました】
テーマ: 地産地消の観点から作成した豆腐キットの実際
講 師: 吉住典子(初等教育学科 名誉教授)
【講 義 概 要】
生活環境科学ゼミでは、国が提唱している食育の一環である「地産地消」をテーマとして研究を続けています。昨年度は都留市内の食関連の生産物を調べ、その生産物を使ったレシピ集を作成しました。その中で大学発の特産品として「手作り豆腐キット」を作成しました。それには、都留市特産の「あおはた大豆」および「水かけ菜パウダー」を利用しています。今回は手作り豆腐を作ります。また、当日はおからのレシピを記載した“しおり”も配布する予定です。
当日の様子
当日の講座の様子並びに参加者からの感想など
当日は、最初に吉住先生から「大豆についての豆知識」の講義をしていただき、引き続いて4名の学生サポーターにも参加してもらい、4班に分かれ「手作り豆腐キット」を用いて豆腐作りに挑戦しました。
1.あらかじめ水に浸しておいた「あおはた大豆」をミキサーで粉砕。(できたものを生呉といいます) 2.生呉を煮ます。 3.それを「こし袋」でしぼります。(この際、「おから」と「豆乳」ができます) 4.「にがり」を投入して、10分ほど待ちます。
上手に固まってくれますように!!
各班で「にがり」を投入する際の条件を変えて、「手作り豆腐」に挑戦しましたが、どの班も上手につくることができました。
その後、出来立ての「手作り豆腐」と「おからドーナツ」をみんなで試食してみると・・・・・・皆さんから「とても美味しい」との声! 最後には「あおはた大豆」がプレゼントされ、楽しくておいしい講座となりました。
・「地域の特産物」を使用して、実際に作業することができたのでとても楽しかったです。
・学生さんとも交流ができて良かったです。
・今後も、今回のような「地域の活性化に繋がる講座」を受講したいと思う。
・はじめて「手作り豆腐」を作りましたが、とても美味しくできて良かった。
1.水に浸した大豆をミキサーで粉砕
2.かき混ぜながら煮ます
3.絞ってから、「にがり」を投入! うまく固まるかな?
4.「おから」を利用して、ドーナツも作ってみました
5.上手にできました
6.出来立てをみんなで試食!美味しかったです!!
無 料
今回は、4回の講座を開催しますが、興味のある回だけを聞いていただいても結構です!
お気軽に聞きに来てください!!
都留の自然と暮らしについて、考えてみましょう!!!
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都留文科大学 総務課 総務企画担当
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